コロナの規制も少しずつ緩和してきて、段々と気候も暖かくなって、
桜もキレイに咲いて、外出が楽しくなってきましたねぇ♪
お花見をした、これから予定している方も増えているのでは?
とはいえ、絶対に安全という訳ではないので油断は禁物ですので、
気をつけて楽しんでください(*´▽`*)
今回ですが「あんぱんの日」について書いていきます!!
あの…えと…そんな日、聞いたことないんですが…
という声が多数聞こえてきそうですが、だからこそ題材としてみました笑
深く掘り下げることもないかと思いますので、
この記事で「ふーん、あ、そうなんだぁ…」ぐらいの感覚で、
読んでもらえたらと思います笑
まずパンの歴史から…
安土桃山時代(1573年~1603年)にポルトガル人によって日本へ。
当時のパンはビスケットのように固くてパサパサしており、
お米を主食としていた日本人には馴染みませんでした。
しかし、江戸時代(1603年~1868年)に入ると幕府の命令により、
兵糧(軍隊の食料)としての乾パンのような固いパンが作られたり、
明治時代(1868年~1912年)になると、
西洋の政策や文化を取り入れるようになり、洋食が広まりましたが、
パンを食事にするほどの普及はしなかったそうです(;・∀・)
明治7年(1874年)に入り、
現在の木村屋總本店である木村屋の初代・木村安兵衛と次男の英三郎は、
日本人に受け入れられるパンを作る為に試行錯誤している時に、
昔からある酒饅頭から着想を得ました。
酒饅頭には米と麹から作られた「酒種(さかだね)」という、
天然酵母を使っています。この酒種を使うことで柔らかいパンを作り、
あんこを包んだ「酒種あんぱん」というものが考案されました。
これがあんぱんの起源なんだそうです。
そして明治8年(1875年)4月4日、
明治天皇に仕えていた山岡鉄舟(やまおかてっしゅう)という方が、
木村屋のあんぱんを献上したことが由来で、
平成13年(2001年)4月4日に制定されました。
明治天皇に献上したあんぱんは「桜あんぱん」で、
奈良県にある八重桜の花びらの塩漬けを取り寄せ、
酒種あんぱんに埋め込んだもので、そのあんぱんを明治天皇は大変喜ばれ、
そこから木村屋とあんぱんが日本に広まっていきました♪
真ん中にくぼんだ部分があるあんぱんもあったりしますが、
これにもちゃーんと理由があるみたいでして(*'▽')
1つ目は、明治天皇に献上された桜あんぱんをお客さんが買い求めた時、
明治天皇が召し上がったものと同じものを売るのは恐れ多い…
ということで桜を抜いて、くぼんだ部分は残して売ったそうです。
そのくぼんだ部分はへそとも言われ、
そのへそが明治天皇に献上したあんぱんと同じという証になり、
その部分の可愛さもあり、評判になったそうです。
2つ目は焼きあがった時に生地とあんこの間に空洞が出来るのを防ぐ為に、
焼く前のパンの真ん中を押さえるという作業工程の1つとして。
空洞が出来ることによって、品質に変化がある訳ではありませんが、
あんこが詰まっていないように見えることで、
買った人が損した気分を防ぐ目的でひと手間加えてあるのだそうです。
買ってくれる人のことを考えてくれる気遣いは素敵ですね♪
あんぱんの日に限らず、こういう何か制定された日というものが
多く存在しているんだなぁ…と調べていて多くわかりました♪
筆者はあんぱん好きなので、4日には色んなあんぱんを買い集めて、
あんぱん祭りを開催しようと思います笑
あんぱんが好きな方、パンが好きな方、久しく食べていない方etc.
この日を機にあんぱんを食しませんか?(*´ω`*)
これを書いている時に、薄皮シリーズのパンが5つ入りから4つ入りに
変更になった時のちょっとした衝撃をふと思い出しました笑